ホテルの正社員求人にはどのような職種がある？
人材が不足気味のホテル業界では、様々な職種の正社員を募集しています。
特に求人サイトで募集人数が多いのは、ホテル内のフロント業務の仕事です。
チェックインやチェックアウトの事務処理が代表的な業務ですが、宿泊客の多様なニーズにも対応する必要があります。
そのために昼間の仕事をメインとしながらも、深夜のシフトに入ることも多いです。
一方で規模の大きなホテルでは、宴会などの売り上げのシェアが大きいです。
特に法人の宴会などを手掛けるケースが多く、営業スタッフの募集も積極的に行われています。
営業の経験者であれば、異業種から転職することも可能です。
そして料理が自慢のリゾート地のホテルでは、調理スタッフの求人も多数あります。
レストランの経験者の応募を歓迎する傾向もありますが、未経験でも採用される可能性が高いです。
人材育成にも意欲的な宿泊施設であれば、教育を通じて調理の基礎からメニューの開発まで幅広く学ぶことができます。
ホテルといえばフロント！宿泊部門は根幹ともいえる客室販売や宿泊客の接遇を担当
ホテルと言って一般の人がまず思い浮かべるのはフロントです。
もちろん、大規模なホテルになればなるほど、そこで働いている人は決してフロントスタッフだけではありませんし、小規模施設であってもその人だけで運営されているはずがありませんが、宿泊施設である以上は宿泊部門は根幹であることに違いはありません。
仕事内容は、実際に宿泊で利用したことのある人であればほぼ想像できるはずであり、自分がスタッフに依頼したことやお願いしたことなどをそのまま裏返せば彼らの職務になっているわけです。
チェックインやチェックアウトの処理とか料金の収受などが最も基本的なもので、それ以外にも例えば荷物を預かったり、周辺地域の情報を提供したりといった宿泊客の接遇に関する窓口的な仕事を担当することになります。
その他、最近ではインターネットを利用していることが多いものの、そのホテルに泊まろうと考えている人からの宿泊予約を電話で受け付けることもあります。